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2021年、ある日世界中の空を黒い物体が覆った。
正体を突き止めようとするが目的も正体も分からなかった。
その日、世界中で鯨の姿が消えた事から黒い物体は「苦慈楽」と名付けられた。
「苦慈楽」はいずれ地上に落下し、世界が終わると、誰しもが思った。
2037年「苦慈楽」が現れてから16年。まだ落ちてはいなかった。
危機感は薄れ、当たり前に空に浮かんでいた。
人々は変わらない生活を送っていたが、そうじゃない人達もいた。
明日こそ世界が終わり新世界を信じる姉弟(木村真梨子・原佑宜)と「苦慈楽」を破壊し
16年前の世界を取り戻そうとする男達(長山知史・柴野航輝)
鯨がいた時代を知らない高校生になったばかりの少女(山本真央)
彼女の人生を守ろうとする父親(山下新生)
変わってしまった世界の中で自分の生活と正義を貫こうとする人達の物語。
明日くじらは降ってくるのか。
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